オゾン層破壊

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オゾン層破壊とフロンガス

オゾン層破壊とフロンガス


オゾン層の破壊は、人間が作り出したフロンガスなどが
原因とされています。オゾン層が破壊されれば、農作物
に被害が出たり、皮膚ガンになったりという、大変な事
態になります。オゾン層の破壊を、防止しましょう。
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オゾン層ってなに?


火花が起こるとツンと鼻をつく刺激臭のすることがあると思いますが、それがオゾンの匂いです。


地球を覆う大気は、何重かの層に分かれていますが、地球上から10kmまでを対流圏と言い飛行機が飛んだり、雲が発生したりしています。

その上の10〜50kmを成層圏と呼ばれ、オゾン層はここにたくさんあるわけで、特に地上20〜40kmあたりが一番濃度の高い層となります。


約46億年前に地球ができた時には大気中には酸素がありませんでしたが、約20億年前からは二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す生物が水中で生まれ、大気中の酸素が増えるようになってきました。


その酸素が太陽の紫外線を浴びて変化し、オゾンができたのです。


オゾン層は太陽光線の有害な紫外線を吸収して、地球上の生物を守ってくれているのですが、まだオゾン層のない時代には、有害な紫外線が地上に届いていたので生物は海の中で生活をし地上へ出ることはなかったのです。


オゾンは酸素の一状態で酸素原子が三つ結合した状態をいい、不安定で分解されやすい気体で、酸化作用、殺菌作用が非常に強いため、特性を応用して飲水・水泳プール・空調ダクト内の殺菌のほか、漂白剤としても利用されています。



オゾン層破壊の原因は?


米国カリフォルニア大が1974年に人工科学物質のフロンによりオゾン層が破壊され、地球上に大きな影響が出るという指摘があり、1985年にはオゾン層の破壊によりオゾンの濃度が極端に薄くなった部分が南極上空で発見されました。


さらに米国のNASAの分析によってもこれが確認され、オゾンホールと名付けられました。

1980年代から1990年代にかけて南極上空のオゾンホールは急激に大きくなり、現在も拡大し続けています。


2002年には一時縮小はしましたが、翌年には観測史上最大規模になり、最大面積は2900万平方kmまで拡大しました。これは日本の面積の約80倍という広さにあたります。


オゾン層の破壊は南極だけでなく、地球全体で起こっておりますが熱帯地域は破壊は少ないとされております。


オゾン層を破壊するのは人間に害のないと言われ作り出した化学物質が地球環境を破壊するとは皮肉なものでは、ないでしょうか。
「オゾン層破壊物質」とは「フロン」「ハロン」「臭化メチル」の三つを言います。

「フロン」は1928年冷却用冷媒としてアメリカゼネラルモータース社によって開発され、その後、デュポン社が大量生産を行った。


日本では「フロン」と呼ばれていますが、正式には「クロロフルオロカーボン」といいます。

不燃性、人体に対して無害、無毒という優れた特性の他、無味無臭、液化が容易、有機物を良く溶かす等の特徴を有し、冷蔵庫、エアコンなどの冷媒、半導体などの洗浄剤や発泡剤などのさまざまな使用されてきました。


「ハロン」は主に消火器の消化剤、「臭化メチル」は土壌の殺虫や殺菌などの身近なところで使われていましたが、近年になってオゾン層を破壊すると言う事が解ってきました。


また、この様な化学物質だけがオゾン層を破壊するのではなく、火山の大噴火による大量の噴煙が成層圏まで達し、噴煙に含まれる硫酸粒子によってオゾンが分解されることも実証されております。



オゾン層の保護はどうするの?


オゾン層を保護するために国際的な取り組みとしては、
1985年「オゾン層保護のためのウィーン条約」と1985年「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」、

そして1989年にヘルシンキで行われた「モントリオール議定書第1回締約国会合」の3つの国際的な取り組みにより

1994年に「ハロン」、1996年に「フロン」、が生産中止となり、今年2005年には「臭化メチル」が全廃する事になりました。


これほどまでに徹底してフロンなどを使用ゼロにしてきましたが、大気中のフロンの濃度は横ばいのままです。
それはフロンが安定した性質を持ち、分解されにくい物質だからです。フロンが地上からオゾン層まで達するのに20年近く掛かります。


現在オゾン層を破壊しているのは20年ほど前に使用したフロンなのです。
と言うことは、世界中がモントリオール議定書を守っても21世紀半ばにならないとオゾン層の回復はされないと言うことになります。


私たちにできる事は?


@フロンの入っていない商品の購入
Aフロンの入った商品の廃棄等は法律に準ずる

以上を守ることです。


オゾン層が破壊されると具体的にどんな影響がでるの?


@皮膚ガンの発生率が高くなる。
Aひどい日焼け・炎症がおきる。
B免疫力が落ちて病気になりやすい。
C農作物に多大な被害が出る。(大豆・イネ等)
Dプラスチック・木製製品が紫外線により変色または強度が弱くなる。

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